交通事故におけるお互いの過失(=不注意)の度合いを割合で表したものを「過失相殺」といいます。
過失相殺においてのトラブルは
①そもそも当事者の一方に過失があるのか?
②過失があるとしてもどちらの当事者の方が過失が大きいのか?
③具体的に過失割合はどうなるのか?
等々、争いの態様は様々で、相手保険会社の提示してきた過失割合に納得できないといったケースもございます。
交通事故においてはこの過失割合(過失相殺率)が争いとなることが多々あるのです。
事故当事者の事故態様に対する主張が一致していれば、それほど争いが大きくなることはありません。
しかし、事故当初から、スピードの大小・一時停止の有無・合図の有無等の事故態様に関する主張の一致が見られない事案も数多くあります。
過失割合は、交通事故の損害賠償事件においては大変重要です。
できる限り客観的な証拠を収集し、慎重に交渉しなければなりません。
過失割合(過失相殺率)を決めるにあたっては、道路状況や事故態様を精査し慎重に判断していくことが必要となります。
もちろん、相手との主張が食い違う場合は、積極的に現場調査等を行い、さらには事故車両の損傷状態等を確認することもございます。
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